lyric:九州男 music:九州男

くるっと背を向け合ったのはいつの事かなんて知らない
徐々にだったのか一瞬だったのかお前が先か俺が先か
きっと今の視線は呼吸する心を見つめてるけど
お前越しに見えてた世界より開けた様でそれは確かかわからない

くるっと背を向け合ってから互いの事なんて知らない
ただ壮大なパノラマの中心からお前が消えて俺が消えて
きっと今の視線は新しい世界を見つめてるけど
後ろに面したお前との無二の絆はあの頃と何も変わらない
向き合ってた頃は目の輝きのビジョンを映し合い
夢を風船の様に何倍にも膨らませ 弾けてはまた膨らませた
今はしょぼんだままそっと心に閉まってる
なあ、そっちの眺めはどうなのか振り向いて耳打ちしてくれよ

背中合わせの二人は向き合う事は無いけど
背中合わせた二人は離れる事も無い 静かなまま

こうやって気づいたよ
向かい合う事よりも背を向け合う事が一番近づく方法だった
たった数十センチの間隔も背中同士なら埋められた
不思議さ目に見えてない喜びも悔しさも感動も悲しみも手に取るように伝わってくる
本当は負けたくなくて
お前の背中を追いかけたんだ
疲れたら寄りかかってくれ
たまに背を丸め離れてもいいさ
ごめんな そんなお前も無理してた事に気づけなくて
今は重力に身を任せ支え合おう共に

背中合わせの二人は向き合う事は無いけど
背中合わせた二人は離れる事も無い

行こう 行こう 異なる景色を
一歩 一歩 お互いのゴールへ
きっと一緒に辿り着ける
お前は俺で俺はお前であるから
色々   超えた濃色の記憶
今握りしめて誰にも負けない
見合わせた視界へ胸張って溶け込んでいける
お前のエールが伝わるからどこまでも行ける

前へ…振り向き信じた前へ…

背中合わせの二人は熱い体温感じてる
いったい何があっても二人は離れる事は無い
背中合わせの二人は向き合う事は無いけど
背中合わせた二人は離れる事も無い 静かなまま